フェミニンゾーンケア

セルフケアの重要性

フェミニンゾーン(外陰部周辺)の
適切なセルフケアとは?

体や顔の肌とフェミニンゾーンのpH値は異なります。肌のpH値の平均はpH5.2で弱酸性。一方、フェミニンゾーンの平均pH値はpH5.9前後です。
ところが、フェミニンゾーンは日常生活を送っていると、いつの間にか中性のpH7前後まで変化していきます。
pH値の変動による影響を考慮し、フェミニンゾーンにとって適切なセルフケアを行いましょう。


日常生活における注意点

膣のpHバランスが崩れる原因

  • 下着は「むれない、すれない、しめつけない」ものを
    通気性がよく、肌触りのよい柔らかな素材で、しめつけすぎないものを選びましょう。
  • フェミニンゾーンを洗いすぎない
    洗浄力の強い洗浄剤で洗ったり、洗いすぎたりすることにより、皮膚のバリアを保つために必要な脂質が減少する可能性があるだけではなく、皮膚の常在菌を減らしたり、皮膚の角質層を傷つける可能性があります。
  • カミソリなどは使用する時期に注意
    生理前や生理中にカミソリなどの使用は避けること。カミソリで処理する際には保護クリームなどを使い、やさしく丁寧に行いましょう。
  • 季節のトラブルには丁寧なセルフケアを
    夏はムレにより、冬は乾燥によりかゆみが発生するなど、季節により、さまざまなトラブルが起こります。
    いずれの場合もフェミニンゾーンに適した洗浄剤などを使い、手のひらや指の腹を使って優しく洗いましょう。
  • 生理中もフェミニンゾーンのセルフケアを
    生理時に伴う汚れは、フェミニンゾーンのpH値を乱す原因にもなるので、入浴してお手入れをしましょう。
出典:
  • Runeman B: The Vulva Skin Microlimate: Influence of Panty Liners on Temperature, Humidity and pH. Acta Derm Venereol 2003: 83: 88-92.
  • Elsner P, Maibach HI: The effect of prolonged drying on transepidermal water loss, capacitance and pH of human vulvar and forearm skin. Acta Derm Venereol (Stockh) 1990: 70: 105-9.
  • Hartmann AA: Effect of occlusion on resident flora, skin moisture and skin pH. Arch Dermatol Res 1983: 275: 251-254.
  • Golda N et al: Effects and usesn of occlusion on human skin: An overview. cutaneous and ocular toxicity 2005: 24: 91-104.
  • Runeman B: The Vulva Skin Microlimate: Influence of Panty Liners on Temperature, Humidity and pH. Acta Derm Venereol 2003: 83: 88-92.